考える女性

うつ病との違い

うつ状態に陥る、こころの病としては、何も「うつ病」だけではありません。
その1つとしては、「双極性障害」と呼ばれる病があります。
この双極性障害について簡単に説明すると、躁状態とうつ状態を繰り返す病気のことを指します。
この双極性障害を発症している3分の2の人が、うつから始まっていると言われています。
そのため、一般的なうつ病と双極性障害の区別が非常に困難とされているのです。
では、具体的に、うつ病と双極性障害はどういった違いがあるのでしょうか。

まずは、うつ病と双極性障害は、どちらのほうが発症率が高いのでしょうか。
ある調査によりますと、うつ病はおよそ100人に5人が一生のうちに経験していると言われており、双極性障害は100人に1人が経験していると言われています。
ただ、近年では、双極性障害は100人に2~4人という報告も出ており、年々増えていることが伺えます。
なので、現状うつ病よりも少ないとは言えますが、決して珍しい病ではないということです。

年齢や性別的に、発症数の差はあるのかという点ですが、年齢的には20代前半とうつ病よりも比較的若い人に多いとされています。
そして、うつ病は、女性のほうが男性の倍発症率が高いのに対し、双極性障害はほとんど差がないというのも特徴の1つと言えます。

症状の大きな違いとしては、うつ状態になることは、双方に言えることです。
しかし、双極性障害は「躁状態」と「うつ状態」が繰り返されるといった症状が見られます。
躁状態というのは、いわばうつ状態の真逆で、元気が出過ぎてしまうといった状態のことを指します。

こういったことに伴って、当然治療法にも違いが出てきますので、適切な治療を受けることが必要になってきます。